うっかり屋の忘れん坊ライフオーガナイザー片づけサポートippoippo 代表、ライフオーガナイザーの小山内亮子です。
ぜひお気軽にご相談くださいね。
プロフィール
出身地 | 愛媛県西予市 私のいた頃はまだ東宇和郡でした! |
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出身校 | 愛媛県立八幡浜高校、東京学芸大学教育学部心理臨床専攻 |
誕生日 | 9月19日 |
利き脳 | 合理性機能性重視だけどマイルールを発動しがちな「左右寄りの左左脳」 |
資格 | ライフオーガナイザー インテリアコーディネーター |
趣味 | メダカ飼育 |
これは自慢だ | 電話番号や会員番号など、数字の羅列を覚えられる。 |
休日の過ごし方 | 好きな時間まで寝る。夫と一緒に料理(主に揚げ物)をする。 |
物心ついた頃から片づけ大好き!でも、、、
片づけにつながる一番最初の記憶は、色鉛筆をグラデーションに並べたり対照的な色のペアを作ったりして遊んでいた2歳ごろの記憶。
本当に子供の頃から、ものを並べたり分類したりするのが好きだったようで、自分の部屋も机もいつも整頓されていました。またインテリア雑誌を見るのも好きで自分の部屋の模様替えもよくやっていました。
そんな一見「ちゃんと」している私でしたが、実は小学生の頃から「忘れ物」や「時間ギリギリ」が多く、その度に「またやってしもうた、、、。」と落ち込むものの、なぜか「いや、自分はちゃんとしてるはず。」という謎の思い込みがあり「忘れないように頑張らねば」と誓うだけの日々。これといった対策も講じず、大きくなったら「ちゃんと」できるはずと信じていました。
忘れ物もギリギリ気質も相変わらずなくせに、自分は「ちゃんと」してるはずと思い込んだまま二十歳をすぎた頃。
自分がどんなふうに生きたいのか、悩みながら体当たりで過ごしていたあの頃、大学での勉強にはあまり身が入りませんでしたが、なんとか卒業には漕ぎつけ、好きだったインテリアに携わりたい、この手で家具を作るんだ!とアルバイトをして木工技術専門校に通います。手工具による家具や建具作りを経験後、たまたま見つけた骨董家具の修理工房に就職しました。百年前の古い箪笥の修理、ボロボロだった家具が自分と他の職人さんとの共同作業の末に生まれ変わるという仕事は、誇らしくもありました。憧れの職人生活ではありましたが、その後「怪我も弁当も自分持ち」の世界に不安を覚え、何を思ったかO塚家具に転職。超高級家具や上質な家具に囲まれて、華々しく販売営業の成績を上げるかと思いきや、現実はそうはいきませんでした。利益を上げる厳しさを味わいましたが、接客、販売の面白さと難しさ、そしてあらゆる家具の作りや素材、歴史、インテリア業界についての様々なことを学びました。その後はインテリアコーディネーターとしていわゆる「現場」を経験しました。その時、「新築なのに片づかない」「収納があるのに雑然としてしまう」お客様の悩みに触れることが度々ありましたが、私が請け負うのは、バルコニー屋根の設置であったり、カーテンレール工事だったりして、もやもやしたまま日常業務に忙殺されるうち、その悩みを通り過ぎてしまっていました。
「ちゃんと」の呪縛とライフオーガナイズとの出会い
ところで、小さな頃から片づけ上手な私、だったはずですが雲行きが怪しくなる転機が訪れます。最初は結婚。蔵書1000冊以上、物持ちの良い夫との共同生活で、自分のコントロールできない物の壁にぶち当たります。でもまだ大丈夫。私は姉と、夫は友人とルームシェアの経験もあり、大人二人の生活なら多少の小競り合い程度で済みました。
ですが、娘が生まれてからは、、、、。赤ちゃんがいる生活とはこういうものか!
ゆっくり片づける時間はおろか、日々の家事をする時間すらありません。
危ないもの、面倒くさいもの、増えすぎた本、いつか使うはずのあれやこれは「あの部屋に!」とりあえず置く!
だからあっという間に「魔窟の出来上がり」です。
魔窟はそのまま、私は職場復帰。夫は深夜まで働く日常で、必然的に「ワンオペワーママの出来上がり」。
妻として、母として、会社員として、「ちゃんと」やらねば、、、と自分をどんどんがんじがらめにしていたある日、思うのです。
「とにかく混乱している。部屋も。頭の中も!」
だから、私は探しました。思考を整理するすべを。
そうしてライフオーガナイズに辿り着き、それで一気に物を捨てたのではなく、徐々に、徐々に、私の「ちゃんと」を手放していったのが「ライフオーガナイザー」になる始まりでした。
点と点がつながり。。。
ワンオペワーママの行き詰まりから脱皮し始めた頃、夫の仕事の都合で関西行きが決まりました。
私は新天地では子供と夫のサポートに回るのだ!と方向転換、専業主婦に。誰一人知り合いのいない奈良に引っ越して、手に負えなくなった荷物の片づけを、とあるライフオーガナイザーに依頼しました。
その時に、自分一人で抱え込まなくていいんだという実感と、もっとライフオーガナイズを学びたいという気持ちが募り、次女がまだ乳飲み子だった時にライフオーガナイザー1級の資格を取得したのでした。
元々は自宅と家族のためにと取得した資格。
でも、家具づくりから始まって興味の赴くままインテリアの仕事を転々としていた私が、「片づけの仕事」という目的地を見つけたのもこの時でした。
もし最初から「ちゃんとやらねば」と思っていたら、怖くて一歩も踏み出せなかったかもしれません。
小さい子供がいても、自信がなくても、「今の自分でできることは何だろうか?」と考えたからこそ、恐る恐るでも一歩踏み出せたと思っています。ライフオーガナイザーになってから「ちゃんと」してる?